大阪なおみ優勝時のブーイング騒動の裏側!セリーナ・ウィリアムズがかけてくれた一言とは

今や優勝した大阪なおみ選手は有名人ですね。
日本の番組でも連日のように取り上げられてます。

今回はブーイング騒動の裏側についてお伝えします。

ブーイング騒動は大阪なおみ選手へ向けたものではなかった。

全米オープンで日本勢初のシングルス優勝を果たした大阪なおみ選手(20)
本当におめでたい事ですが、試合中に起きたブーイング騒動が連日報道されてしまっている気がします。

今回のブーイング騒動は大阪なおみ選手へではなく、ほぼセリーナ選手に向けたものでした。

試合中のブーイング騒動の発端は?

試合中に起きた三度の違反が原因です。

①警告:前列からのコーチング

大会中は試合選手とコーチのコミュニケーションは禁止されています。
ほんのわずかなジェスチャーアドバイスでしたが、審判は見逃さなかったため
警告が起きたとされていますが、その判断にセリーナ選手は猛抗議。
コーチングではないと主張していました。

②ラケットを地面に叩きつけペナルティ

第2セットの第5ゲーム中に大阪選手が優勢になると、いらだちを隠せず
ラケットを地面にたたきつけ破壊。
大阪選手に1ポイント入りました。

③審判への暴言でペナルティ

第2セットのコートチェンジの際に、審判へ猛抗議。
「謝りなさい」
「私は生まれてから一度も嘘をついてないのに、嘘つき!」
「私のポイント奪った!泥棒!」等の

暴言を放ち、結果1ゲーム失ってしまい
こんな試合を見たかったわけではない観客の方は試合の審判とセリーナ選手に対して
ブーイングが止まりませんでした。

せっかくの晴れ舞台に。閉会セレモニーでも起きたブーイング

優勝した大阪なおみ選手。
しかし閉会セレモニー中までもブーイングが続いてしまいました。

ブーイングを受け大阪なおみ選手は

ちょっと質問じゃない事を語ります。みんな彼女を応援したのを知ってる。
こんな終わり方ですいません。すいません。ただ試合を見てくれてありがとうございました。
本当にありがとう。

(セリーナ選手に向かって)
プレーしてくれてありがとう

ずっと厳しい練習に耐えてきて、優勝したらきっとすっごい嬉しいと思うし
笑顔が出たりすると思うんですよ。

この時ずっと大阪なおみ選手はずっと真顔で涙を堪えながら話してました。
すっごく喜ばしい事なのになぜか後味が悪い感じに。。

なおみ選手の発言によりセリーナ選手はコメントの後に
ブーイングはやめてと観客に訴えブーイングは収まりました。

ブーイングの中裏側。セリーナ選手がなおみ選手に言った言葉

9月12日アメリカの人気トーク番組に大阪なおみ選手が出演し
閉会セレモニーのブーイング騒動の中セリーナ選手が大阪なおみ選手の
肩を抱き寄せ何かをささやいた。そのことについて語りました。

「あの時何言われたの?」

「彼女は私に、あなたの事を誇りに思う。と言ってくれ、ブーイングもあなたに向けられたものじゃないから、とも言ってくれた。すごく嬉しかったです」

「あの時は私に向かってブーイングしてるんだと思っていたんです。すごく音が大きくて、何が起きているのかわからなかったから。少ししんどかった。」

アウェイな環境だったのに、さすがメンタルも強化しただけあるなぁと
関心してしまいました。

ちなみに、なおみ選手は優勝金の使い道を聞かれ
「自分にではなく、両親に何か買いたい」と答えていました。

そんな優しいなおみ選手の活躍に今後も注目です。